私たちろう者は、主に手話でコミュニケーションを取っています。
「デルタ」、「オミクロン」など新しい単語が出ると京都府にある社会福祉法人全国手話研修センターが手話を作成し、標準手話になります。現在、さいたま市内にある「レイボックホール」、「浦和レッズ」、「パルコ」、「けやきひろば」などに手話はなく、指文字で表しています。新しい手話を作って広めようと、さいたま市聴覚障害者協会とさいたま市手話通訳問題研究会が「新しい手話作成委員会」を立ち上げました。以下のような新しい手話を紹介したいと思います。新しい手話はさいたま市独自の手話(地域言語)になります。
新しい手話作成委員会

 

【新しい手話】レイボックホール

※2022年4月に新たな文化芸術の発信の場となる大宮駅東口駅前の複合施設(4階から8階)がオープンします。

◇右手は指文字の「れ」、左手は3つの柱(鉄道、盆栽、漫画)を表し、前に出す

【新しい手話】浦和レッズ

◇「浦和」の手話を表した後指文字の「れ」を右上に上げる

【新しい手話】浦和レッズ 2

◇「浦和」+「赤」の表現もあります

【新しい手話】パルコ

◇「P」から「O」へ

【新しい手話】けやきひろば

◇指文字の「け」の回りをパッパッパッと咲かせる

【新しい手話】盆栽美術館

◇「盆栽」 + 「美術」 + 「建物」